懲らす
こらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to chastise
文例 · 用例
ある主婦が盗み食いをする下女を懲らすためにお菓子の中へ吐剤を入れておいた話も聞きました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
而して吾人は不幸にも、世益主義(世道人心を益せざるべからずといふ論)、勧懲主義(善を勧め悪を懲らすべしといふ論)、及び目的主義(何か目的を置きて之に対して云々すべしといふ論)、等が古来より尤も多く主要の位地に立てるを見出すなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
虚栄の念また盛んで馬具で美麗を誇る、故にスペインで不従順な馬を懲らすに荘厳なる頭飾と鈴を取り上げ他の馬に徙し付けると。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『雑宝蔵経』八に下女が麦と豆を与り居ると、主人の家の牡羊が毎度盗み食い減らすから主人に疑わるるを憤り、羊を見る度杖で打ち懲らす。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ただし時に懈怠千万な猴が火を落したり、甚だしきは余念なく歓娯最中の客連の真中へ炬火を投げ込む事なきにあらず、その時は強く笞うちまた食を与えずして懲らす故閉口して勤務するようになるんだと。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『梅津長者物語』にも大黒天が打出の小槌で賊を打ち懲らす話がある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
摩訶羅不注意にも左へ遶ったので麦畑の主また忿って打ち懲らす。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
這って行く途中に洗濯屋あり、これはてっきり洗濯物を盗みに来たと思うてまた打ち懲らす。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
不正を働いた者を懲らすのは当然のことだ。
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彼は悪行を懲らすために、自ら行動を起こした。
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法律は、犯罪者を懲らすために存在する。
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