無段
むだん
名詞-の形容詞名詞
標準
having no dan rank (in martial arts, go, etc.)
文例 · 用例
続いて「君は何段か」というから「どういたしまして、無段です」というと「なんだ無段か、警官でも大抵二段や三段は持っているぞ。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
定子は五郎を連れて、去年の暮れに、無段で東京へ逃げて来た。
— 林芙美子 『愛する人達』 青空文庫
この段階的発展は単なる無段階的な発展とは異って、このような特定方向への、知識の特定の理想状態へ向っての、発展形態を云い表わすためのものである。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
これは笑ひ声に巧みなといふ評判の西洋音楽師が吹き込むだんださうで今試みにこの歌を想像して見ると、鴉が五、六羽飛んで来て、権兵衛の頭に糞かけた。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
平家一|門の運命も、いよいよきわまり、安徳天皇をいただいた二位尼が水底ふかく沈むだんになると、いままで水をうつたようにしんとしていた広間には、いっせいに悲しげな苦しげな声が上がりました。
— 下村千秋 『壇ノ浦の鬼火』 青空文庫
壮一君は生来の冒険児で、中学校を卒業すると、学友とふたりで、南洋の新天地に渡航し、何か壮快な事業をおこしたいと願ったのですが、父の壮太郎氏は、がんとしてそれをゆるさなかったので、とうとう、むだんで家をとびだし、小さな帆船に便乗して、南洋にわたったのでした。
— 江戸川乱歩 『怪人二十面相』 青空文庫
そういうひみつを、だれも知らないで、そのままになっていたのを、わしが、むだんで拝借しているというわけさ……。
— 江戸川乱歩 『透明怪人』 青空文庫
「殿村さん、もしそれがほんとうでしたら、わたしたちは喜んであなたのお力をおかりしたいんですが、しかし、会社としては、明智探偵にいっさいをまかせる約束になっていますので、明智さんにむだんであなたに事件を依頼することはできません。
— 江戸川乱歩 『妖怪博士』 青空文庫
作例 · 標準
彼は柔道を始めたばかりで、まだ無段だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
囲碁の大会では、有段者と無段者が分けられて試合が行われた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
無段の私でも、この道場では基本的な技を教えてもらえる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
stepless
作例 · 標準
この扇風機は無段の風量調節が可能で、微調整がしやすい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
無段変速の自転車は、坂道でもスムーズに走れる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
照明器具の明るさを無段で調整できるのは便利だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash