一俵
いっぴょう
名詞
標準
one (straw) bagful
文例 · 用例
その頃を見計らって箒で掃き集めると米俵に一俵くらいは容易に捕れるというのである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
伯母の夫は、足駄をはいて、両手に一俵ずつ四斗俵を鷲掴みにさげて歩いたり、肩の上へ同時に三俵の米俵をのっけて、河にかけられた細い、ひわ/\する板橋を渡ったりする力持ちだった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
それから鉄砲打ちが何か云ったら、『なんだ、柏の木の皮もまぜておいた癖に、一俵二|両だなんて、あんまり無法なことを云うな。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
それから鉄砲打ちが何か云ったら、『なんだ、柏の木の皮もまぜておいた癖に、一俵二両だなんて、あんまり無法なことを云うな。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
一俵八十五銭の佐倉があれだよ」とお徳は井戸から台所口へ続く軒下に並べてある炭俵の一を指して、「幾干入てるものかね。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
炭を買うから少ばかり貸せといったら一俵位なら俺家の酒屋で取って往けと大なこと言うから直ぐ其家で初公の名前で持て来たのだ。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
「全く物騒ですよ、私の店では昨夜当到一俵盗すまれました」「どうして」とお清が問うた。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
「一、山男紫紺を売りて酒を買い候事、山男、西根山にて紫紺の根を掘り取り、夕景に至りて、ひそかに御城下(盛岡)へ立ち出で候上、材木町生薬商人近江屋源八に一俵二十五|文にて売り候。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
作例 · 標準
今年の米は豊作で、一俵(いっぴょう)ごとにしっかり詰まっている。
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農家は収穫したジャガイモを一俵ずつ、市場へ出荷する準備をしていた。
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「この肥料、一俵いくらくらいするの?」
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