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多羅

たら
名詞頻度ランク #126 · 青空 39
1
標準
palmyra
文例 · 用例
虫も殺さぬ大慈大悲のお釈迦さまだって、そのお若い頃、耶輸陀羅姫という美しいお姫さまをお妃に迎えたいばかりに、恋敵の五百人の若者たちと武技をきそい、誰も引く事の出来ない剛弓で、七本の多羅樹と鉄の猪を射貫き、めでたく耶輸陀羅姫をお妃にお迎えなさったとかいう事も聞いている。
太宰治 花吹雪 青空文庫
七本の多羅樹と鉄の猪を射透すとは、まことに驚くべきお力である。
太宰治 花吹雪 青空文庫
それから暫くさう云ふものに遠ざかつて居た、石盤をはふり出して、いきなり針箱の上へ耶須多羅女の泣いて居る処を出されて御覧なさい。
泉鏡花 いろ扱ひ 青空文庫
飜へす貝多羅葉の馬じるし花※のまぼろしに。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
ところがツイ二三年前のこと、甲州生れの大工上りとかいう全身に黥をした大入道で、三多羅和尚という豪傑坊主が、人々の噂を聞いて、一番俺がその妖怪を退治てくれようというのでその寺に住い込み、自分でそこ、ここを修繕して納まり返り、近郷近在の無頼漢を集めて御本堂で賭博を打たせ、寺銭を集めて威張っている。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
こっそりと渡殿の欄干を匐い上り、本堂の外縁にまわり込んでみると、本堂の真背後に在る内陣と向い合った親柱を、最前の三多羅和尚が双肌脱ぎとなり、声こそ立てねエイヤエイヤと、調子を計って押しつ緩めつしているけはいである。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
「耶蘇教の婚礼なんてナンチいう、フウタラ、ヌルイ(風多羅緩い?
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
丹羽長秀、柴田勝豊をして勝家に備えしめて後顧の憂を絶ち、弟羽柴秀長、稲葉一徹等を第一軍(二万五千)として、近江甲賀郡|土岐多羅越より、甥三好秀次、中村|一氏等を第二軍(二万)として大君畑越より、秀吉自らは第三軍(三万)を率いて安楽越よりして、伊勢に侵入した。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
作例 · 標準
南国では、多羅の木陰で休憩する人々が見られる。
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多羅の葉は、古くから書物の材料として使われてきた。
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多羅の実は食用になり、現地の人々の食生活を支えている。
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2
標準
lusterleaf holly
作例 · 標準
庭に植えられた多羅の木は、一年中美しい緑を保っている。
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多羅の赤い実は、冬の庭を鮮やかに彩る。
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生け花に多羅の葉を使うと、作品に重厚感が加わる。
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3
標準
patra (silver incense dish placed in front of a Buddhist statue)
作例 · 標準
仏壇には、丁寧に磨かれた銀製の多羅が置かれていた。
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多羅には、香りの良いお香が供えられ、静かな空間を演出していた。
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儀式の際、僧侶が多羅を手に持ち、厳かに祈りを捧げた。
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