いけ
いけ異読 いっけ
接頭辞頻度ランク #415 · 青空 158 例
標準
prefix used to strengthen a derogatory adjective
文例 · 用例
街の片側は翳り、片側は日射しをうけて、あつたかいけざやかにもわびしい秋の午前です。
— 中原中也 『死別の翌日』 青空文庫
何も記者が簡単に云へるものと考へてゐるとは思はないけれど、それを一般世間が可なりオーム返しに信じたりする風景は、なさけなく思はれるのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
すべてかういふことは、判然と示証することは出来ないけれども、短歌を作りたいといふことが、今後とも人々に全的な希望、全的な仕事として考へられることはあり得ないやうに思はれる。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
勿論かういふことは、一々の短歌作品、一々の俳句作品に就いてそつくりそのまま当箝まることではないけれども、夫々の様式を規範的に観た場合そのやうに言ふことは先づ間違ひない。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
新体詩様式は、未だ十分の発達を示してはゐないけれども、人々はその案外に困難なる故を以てかどうか、何時の間にか退却し、昨今再び立向つてゐる状勢だが、猶極めて怠惰な立向ひ方と云へよう。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
書きたいことはないけれど、あの人が嫌ではないしするから書かうといつて書く手紙に、受取つた人が感動する筈はないのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
響くといふこともないけれども、何かしら本当に仕事してゐるものを却て一時的とはいへ吃驚させたりするのだ。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
而して、かの、別に能もないけれど世渡りは上手といふ手合は、この通価といふものを素直に受容れ、それを材料として献立してゆくのである。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4