手間
てま
名詞頻度ランク #4881 · 青空 1037 例
標準
time
文例 · 用例
つまり、長男の道樂は、次男三男の酒亂の如くムキなものではなく、ほんの片手間の遊びである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
家庭の主人公なるが如く心得、家庭の事は、男子の片手間の事業かの如く考えて居るのが、今日家庭を説くものの理想らしいが、これが大間違の考と云わねばならぬ。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
越石を持っていると云えば、世間体はよいけど、手間ばかり掛って割に合わないといつも母が言ってる畑だ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
(明治四十年十月十三日『東京朝日新聞』) 十八 優しい返答 シカゴ市のある青年紳士が一日電話をかけようとしたが、どういう都合であったか接続が大変手間が取れるので紳士は癇癪を起して交換手を怒鳴りつけた。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
スタニスラウスは何事に依らず、早く片を付けたい性分だから、こんな形式的な事件が手間取るのを不愉快に思つて、もう声に優しみを加へることをも忘れて、荒々しく叫んだ。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
こういう職務に立つときの彼女の姿態に針一|突きの間違いもなく手間の極致を尽して彫り出した象牙細工のような非人情的な完成が見られた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
」 小村は、ねらいをきめるのに、吉田より手間どった。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
誰れにも区別なく麦を添加するのは、中に米ばかりを食って麦を食わない者が出来るのを妨ぐためではあろうが、畑からとれた麦を持っている農民が、その麦を売って、又麦を買うということは、中間商人に手間賃を稼がせるばかりで、いずれの農家でも頗る評判が悪かった。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
作例 · 標準
この料理は手間がかかるが、その分美味しい。
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引越しの準備には、想像以上に手間がかかった。
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手間を惜しまずに作ったから、素晴らしい作品ができた。
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