青年期
せいねんき
名詞
標準
youth
文例 · 用例
二十歳代の青年期に蜃気楼のような希望の幻影を追いながら脇目もふらずに芸能の修得に勉めて来た人々の群が、三十前後に実世界の闘技場の埒内へ追い込まれ、そこで銘々のとるべきコースや位置が割り当てられる。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
恋愛にも種々あります、幼時の初恋、青年期中年期の恋、その何れもが大部分自分の意識する処は、詩的感激、ロマンチツクな精神慾ではありますが、意識無意識にかゝはらず、その底には厳として、肉体的意慾が横はり、それが流露を遂げさせんとの自然の意志が実に緊密に加勢せられてあります。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
神戸にゐた三歳の時器官支カタルがこじれて喘息が持病になり、とりわけ少年期から青年期にかけては三日おきぐらゐにくるその發作にみじめなほど惱まされた。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
青年期から壮年期にかけて強く、少年期はまだ現れず、老齢になるに及んで減退するものであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
一般の場合を通じて、西洋人は青年期に抒情詩を書き、中年期に入って叙事詩人となる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
復一は生れて地方の水産学校へ出る青年期までここに育ちながら、今更のように、「東京は山の手にこんな桃仙境があるのだった」と気がついた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
彼は子供のときから青年期まで金魚屋に育って、金魚は朝、昼、晩、見飽きるほど見たのだが、蛍の屑ほどにも思わなかった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
むす子が青年期に達した二三年来、一にも二にもむす子を通して世の中を眺めて来た母の顔である。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
青年期は自己同一性を確立するための重要な時期であり、葛藤も多い。
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彼は青年期を海外で過ごしたため、多角的な視点を持って物事を考える。
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青年期の心理的特徴について、心理学のゼミで議論を交わした。
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ウィキペディア
青年期(せいねんき、Adolescence)は、人生における『こども』と『おとな』の境界線を、微視的に拡大・表現した言葉。青年期は、社会・文化的・歴史的カテゴリーである。 当然、個体差・世代差・年代差が存在し、主観に左右される概念であるため、定義づけが難しい。そのため、ここではその一部を表記する。
出典: 青年期 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0