通知簿
つうちぼ
名詞
標準
report card (book)
文例 · 用例
暑中休暇が来て山の家に帰つた五日目、それのみ待たされた成績通知簿が届いた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
教室では私が一番よくできたのに――書き方と図画とは一番上手とは言われなかったけれど――私はみんなの貰う通知簿さえもらえなかったのだ。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
ところが、五年生になってからは成績通知簿はいつの間にか金子ふみ子になっており、修業証書にも同じく金子ふみ子となっているのを私は知った。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
が、一学期の通知簿には、私の操行点は後にも先にもたった一度、「乙」に下っていた。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
私や上の弟とは違って、彼だけは通知簿を母方のおばあさんに見せなければならなかったし、その度に、七十近くなって息子を廃嫡しているおばあさんは頼ろうとする孫にくどくどと云い、母もついそれにつれて、勉強おしとか、お前はほかの人とはちがうんだからとか、次の弟に責任を自覚させようとするのであった。
— 宮本百合子 『突堤』 青空文庫
学期が終り、通知簿の公民のところに、良としてあったことは私は全くおかしくてたまらなかった。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
作例 · 標準
実家の掃除をしていたら昔の通知簿が出てきて、当時の先生のコメントに胸が熱くなった。
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通知簿の「関心・意欲・態度」の項目がオールAだったので、父に焼肉をねだった。
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学期の終わりに返却される通知簿には、子供の頃いつも一喜一憂させられたものだ。
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