蛇足
だそく
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #17763 · 青空 172 例
標準
redundancy
文例 · 用例
著者としても、さらに蛇足を加える余地がないので、単に蕪村との比較を主とし、かつその句に自己の主観的評釈を附した。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
詩を必要とする精神は、さうした國粹のポエヂイ(詩的情操)以外に、他の別の物を欲求する意志があるからで、もしそれが無かつたら、日本に詩といふ文學は必要がなく、和歌俳句以外の蛇足である。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
この方面に関しては私ははなはだ不案内であるが上述の所説の行きがかり上少しばかり蛇足を加えることを許されたい。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そうしてせっかく新たに入れたものにはどうも蛇足が多いようである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
終末の幕切れに教授の死を弔う学生の「アーメン」にいたっては、蛇足にサボをはかせたようなものではないかと思われた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そのカードの裏には「十時、中之島」と亀吉の下手な字が書かれてあった――と今ここで説明するのは、それこそ蛇足であろう。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
』となっているのでありますが、その間に私の下手な蛇足を挿入すると、またこの「女の決闘」という小説も、全く別な廿世紀の生々しさが出るのではないかと思い、実に大まかな通俗の言葉ばかり大胆に採用して、書いてみたわけであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
さて、これで物語は、どうやら五日目に、長兄の道徳講義という何だか蛇足に近いものに依って一応は完結した様子である。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
作例 · 標準
この報告書は内容がまとまっているが、最後の段落は蛇足だろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の説明はいつも完璧だが、時々蛇足な一言がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あー、今のコメントは蛇足だったかな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
蛇足(だそく)とは中国の故事。出典は『戦国策』斉策。余計な事、不必要な事などを付け加えることの例えとして用いられる。
出典: 蛇足 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0