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国衙

こくが
名詞
1
標準
provincial governor's office
文例 · 用例
美濃からの収入というは主なるはその国衙料であって、これは直接に取り立てるのではなく、美濃の守護土岐氏の手を経由するものである。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
ところがなかなかにこの国衙が納まらぬので文明十八年にこれを幕府に訴えたこと既述のとおりであるが、その時には有利な裁訴を得たけれど、土岐氏の方からして奉書遵行の請文を出さぬ。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
そもそも国衙公用の三条西家に納まらなかったこと、およそ三十年に及んだと、実隆の日記に見えるから、寛正年間からして不知行であったので、応仁の一乱のために無音になったのではない。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
しかるに明応五年美濃の喜田城陥落し、土岐九郎は切腹、左京太夫は没落したので、この国衙料もまた不知行となること三十年ばかり、大永四年に至り持明院の周旋によりて、また納入さるることになった。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
美濃国からは、国衙公用のほかに、なお三条西家の収入があった。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
彼は、それをさらに確証づけるために、武蔵、上野、下野、常陸、下総など、五ヵ国の国衙から、解文(官庁の証明)を取り寄せて、「かくのごとく、中央は知らず、坂東地方では、自分を非なりと認めている者はありません。
吉川英治 平の将門 青空文庫
垣根のきこくがぷんぷん快い匂いを放っていました。
――或る私信―― 橡の花 青空文庫
」 小さな声で、「おだいこくがおいでかね。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の国衙は、地方政治の中心だった。
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国衙の跡地からは、当時の行政を物語る遺物が発掘された。
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国衙の役人は、租税の徴収や治安維持にあたっていた。
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2
標準
provincial governorate (beginning in the late Heian period)
作例 · 標準
武士が台頭する以前は、国衙が地方を統治していた。
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律令制下における国衙の役割は非常に重要であった。
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この地域の国衙は、戦略的に重要な場所に築かれていた。
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ウィキペディア

国衙(こくが)は、日本の律令制において国司が地方政務を執った役所が置かれていた区画である。

出典: 国衙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0