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瓦葺き

かわらぶき
名詞
1
標準
tile-roofing
文例 · 用例
外神田の河岸近くの一帯は、あの大火に不思議に焼け残ったのであるが、その黒い土蔵や、昔風の瓦葺きの屋根、寂びた白壁などが並んだ落ち付いた町並みと、柳原あたりの(この辺は昔もあまり立派な町並みではなかったが)バラックを見比べると、坐ろに今昔の感に打たれざるを得ない。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
家根といえば瓦葺きか板葺きである。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
家には相当の財産もあって、女中や作男は置きませんでしたが、村の人に田を作らせて取る年貢米は、母子二人の生活を支えるに十分でありましたから、瓦葺きのこじんまりした家に、二人は比較的平和な日を送っていたのでありました。
小酒井不木 白痴の知恵 青空文庫
地方でよく見かける藁葺き屋根の人家が何百軒も連なっているが、それに加えて大きな通りには小綺麗な瓦葺きの二階建ての建物があって、店と宿屋が軒を並べていた。
RED BRIDAL 赤い婚礼 青空文庫
西の方の小山の裾に、お寺の大きな屋根を眞ん中にして、富んでゐるらしい瓦葺きの家や藁葺きの家や白壁の光る土藏なぞが、ごちや/\と一塊りになつてゐるのは、××の部落で、其處の男女が三人五人、剥いだ獸皮の眞白に見えるのを、この川原に持ち出して、清らかな水に晒してゐた。
上司小劍 天滿宮 青空文庫
通りすがりに蒼い瓦葺きの文化住宅の貸家があったので這入ってみる。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
蒼い瓦葺きの文化住宅の貸家があった。
林芙美子 放浪記(初出) 青空文庫
朝夕のたつきも知らざりし山中も、年々の避暑の客に思わぬ煙を増して、瓦葺きの家も木の葉越しにところどころ見ゆ。
川上眉山 書記官 青空文庫
作例 · 標準
この界隈は古い町並みが保存されており、立派な瓦葺きの家が整然と軒を連ねている。
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「やっぱり日本家屋は瓦葺きに限るね」と、祖父は新築の屋根を満足そうに眺めた。
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瓦葺きの屋根は重厚感があるが、最近は耐震性を考慮して軽量な素材に葺き替える家も増えている。
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隣町のお寺の本堂が、数年がかりの修繕を終えて見事な瓦葺きに蘇った。
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