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上半

じょうはん
名詞
1
標準
first half
文例 · 用例
やや下ぶくれで唇が小さく咲いて出たような天女型の美貌だが、額にかざした腕の陰影が顔の上半をかげらせ大きな尻下りの眼が少し野獣じみて光った。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
小初は砂金のように濃かく汗の玉の吹き出た薫の上半身へ頭を靠れ薫の手をとった。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
だが鮮人は、飴のように、上半身をねち/\動かして、坐ろうとしなかった。
黒島傳治 青空文庫
中流より望みてその華表の上半のみ見ゆるに、初めてこれを見る人も猜してその三囲祠たるを知るべし。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
中には上半身裸体で屑屋みたいな継ぎハギの襤褸股引を突込んだ向う鉢巻で「サア来い」と躍り出るので、審判に雇われた大学生が腹を抱えて高い腰掛から降りて来るようなこと。
夢野久作 ビール会社征伐 青空文庫
上半身がどれだけ重いのであらうとばかり感ぜられた。
平出修 逆徒 青空文庫
霧も薄し、こちらからは吃驚するほど、大きく見た、が、澄切った藍色の空を遥に来たように、その胸から上半分の娘の方は、さも深そうに下の墓を覗いて、帽子を転がして、ぼんやりうつむいている多津吉を打撞ったように見ると、眉はきりりとしたが優しい目を、驚いた様に※りながら、後退りになって隠れたが。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
均平はラジオ体操で目がさめ、階下へおりて指先の凍るような井戸の水で顔を洗い、上半身をも拭いて崖はずれの処に開けた畑の小逕や建物のまわりを歩いていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
作例 · 標準
予算会議は予定より長引き、上半の議題だけで午前中が終わってしまった。
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試合の上半は互角の戦いだったが、後半に入ってから一気に点差が開いた。
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今年度の上半の売り上げは好調で、目標額を大幅に上回ることができた。
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