燐寸
マッチ
名詞頻度ランク #4992 · 青空 430 例
標準
match (for lighting a fire)
文例 · 用例
焚火焚火、人々は手足の関節から、血の循環が一秒一秒止まったように、意識された、今凍えて行くのだということも解る、早くどうかしろと神経が知らせてくれる、誰の顔を見ても、蝋のように白い、マッチ箱は燐寸一本さえ、烟を立てることなしに、空になったほど、何もかも、ビショ濡れになった。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
そして幾度か燐寸を擦り消しながら、やつと煙草に火を點けると、歩調をとるやうにして狹い甲板を往き來した。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
燐寸の自然発火と、外函の両側に膠着された硝子粉のため、焼き爛らした指頭には、黒い垢じみた繃帯を巻いていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
カタイ大ッピラな燐寸工場以外、硬派と軟派を兼ねているからだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして燐寸は、中国の国産品と寸分も異わないものが出来上った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
小山は、慌てゝ、自分が燐寸工場の職長であること、逃亡を企てた工人を捕まえに行ったこと、自分の工場にも兵タイを泊めてやっていることなどを説明した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あの人は煙草を喫まないから燐寸がないのだ。
— ――或はKの溺死 『Kの昇天』 青空文庫
私は燐寸を手に持ちました。
— ――或はKの溺死 『Kの昇天』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーの準備のために、防水のマッチを持っていった。
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ろうそくに火をつけるために、古いマッチ箱を探したが見つからなかった。
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災害時には、火を起こすためのマッチやライターが非常に重要になる。
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