ライター
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名詞頻度ランク #5064 · 青空 295 例
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文例 · 用例
老妓は船の中の仕切りに腰かけていて、帯の間から煙草入れとライターを取出しかけながら「いい景色だね」と云った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
飛行機や潜航艇の所在を探知する方法について絶えず軍務当局から相談を受け、また一方では国民科学研究所と航空研究顧問委員会の軍事的活動の舞台でも主役を勤めていたので、その頃の彼の書斎は机の上も床の上もタイプライターでたたいた報告書類などで埋まっていた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
発信機の方はピアノの鍵盤のようなものにアルファベットが書いてあって、それで通信文をたたいて行くと受信機の方ではタイプライターが働いて紙テープの上にその文句をそっくりそのままに印刷して行く仕掛けである。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
しかし、タイプライター刷のような事務的な男の言葉がつづいた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
タイプライターと、夕刊新聞のタクシーと、自転車で疾走する給仕の金ボタンと、江東一帯の工場地から聞える仕事始めのサイレンの音響と人物の交錯のなかを、太田ミサコは小肥なボッブの昨夜の女記者の太い脚がアスハルトの道路をふんでやってくるのを認めた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
有閑者がこの街を自分の調査機関のようにたえまなく往来して、記憶をタイプライターで刷りあげると、不生産的な、非社会的な報告書しかつくれないような愚な街であった。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
それからチョッキのかくしからライターをぬき出して顔の正面の「明視の距離」に持って来ておいてパチリと火ぶたを切る。
— 寺田寅彦 『詩と官能』 青空文庫
天気が悪かったり、食堂がきたなかったり、騒がしかったり、また食事がまずいような場合には、同じライターの同じ炎の中に同じような星が輝いても決してこうした幻覚が起こらないから不思議である。
— 寺田寅彦 『詩と官能』 青空文庫
ウィキペディア
ライター (lighter) は、着火具の一種。狭義には石油化学誘導物を燃料とする手で操作する火炎発生装置のこと。小型のものは、タバコや葉巻に着火するために携帯される代表的な喫煙具の一つである。広義にはオイルライターやガスライターのほかに電熱式やプラズマ式の電子ライターなども含める。
出典: ライター — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0