点在
てんざい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #16962 · 青空 132 例
標準
being dotted about
文例 · 用例
大正年間の大噴火に押出した泥流を被らなかつたと思はれる部分の山腹は一面にレモン黄色と温かい黒土色との複雑なニュアンスをもつて彩どられた草原に白く曝らされた枯木の幹が疎に点在してゐる。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
大正年間の大噴火に押し出した泥流を被らなかったと思われる部分の山腹は一面にレモン黄色と温かい黒土色との複雑なニュアンスをもって彩られた草原に白く曝された枯木の幹が疎らに点在している。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
そしてやはり干からびた木乃伊のような人物が点在している。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
けれども、七里ヶ浜の銀色に光る砂にかざす色あだめいたパラソルは幾つとなく点在し、そしてそれらの多数の傍には、それぞれ嬉しい人達がくっついていたにも拘らず、肝心の文太郎君の姿は一向に見当らなかったのです。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
星座は人間の詩的空想の産物であつて、いかに沢山の星が天にあるからと云つても、それらが精密な物体を型造る程沢山あるわけではなく、いくつか点在する星と星との間に人間が勝手な空想の線を描いて、あるものは白鳥を象り、あるものは獅子に象つたりしたのである。
— 岡本かの子 『星』 青空文庫
片側は広く開けて野菜圃でも続いているのか、其間に折々小さい茅屋が点在している。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
近くの村の籬落はまばらな灯の点在だけになり、大梁と思われる地平線の一抹の黒みの中には砂金のような灯が混っている。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
まだ五つ(午後八時)を過ぎたくらいであろうと思われるのに、ここらは深夜のようにしずまって、田畑のあいだに遠く点在する人家の灯もみな消えている。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
作例 · 標準
山間部には、古い集落が点在しており、昔ながらの生活が残っている。
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広い公園には、いくつかの休憩所が点在し、訪れる人々に安らぎを与えている。
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海岸沿いには、可愛らしいカフェが点在していて、散歩がてら立ち寄るのが楽しい。
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