山津波
やまつなみ
名詞
標準
landslide
文例 · 用例
「国さん」さわは榎の幹にすがり付いた、「あたし、あなたのところへゆくわ」 そのとき山津波が襲いかかった。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
七 それが山津波だとわかったのはあとのことで、そのときはなに事が起こったのか判断がつかなかった。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
そして夫婦約束をした晩、米屋は山津波でやられた。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
山津波はすべてを押し流し、いまではその榎しか残ってはいない。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
さわはこれまでみんなに云ったとおり、家族といっしょに旅をしていて、あの山津波にあい、自分ひとりだけ生き残ったこと。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
山津波のとき救われたさわは、半年あまり越重の世話になった。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
事実、さわが起きられるようになったときは、山津波で死んだ者の始末もあらかた済んだあとで、河見家では主人の半左衛門の死躰だけが確認され、源宗寺へ葬られた、ということを聞いただけであった。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
あの山津波が来てから、あたしは人間が変ったような気がする、あのまえには自分は、いるかいないかわからないような存在だった、両親やきょうだい、大勢いた雇人たちさえも、あたしには眼もくれず、みんなそっぽを向いているようだった。
— 山本周五郎 『榎物語』 青空文庫
作例 · 標準
山住みの生活は質素だが、自然との一体感を得られる。
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