色仕掛け
いろじかけ
名詞
標準
use of seductive techniques to attain one's ends (usu. of women)
文例 · 用例
男だけならば色仕掛けという狂言かとも思うが、そのなかには女もいる。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
そうして、紙屋の久次郎は色仕掛けでたくさんの祈祷料をまきあげられているに相違ないと云った。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
大方おまんが色仕掛けか何かで、凄い腕を揮ったんでしょう。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
岡野金右衛門の色仕掛けというのが、すなわちそれであった。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
」「ですから色仕掛けか、と云うんです。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
恐ろしい、男を食つて骨を秘す、と村のものが嬲つたつけの……真個の孤屋の鬼に成つて、狸婆が、旧の色仕掛けで私に強請つて、今では銭にするでがすが、旦那、何か買はしつたか、沢山直切らつしやれば可かつけな。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
が、それは自分勝手に、対手が色仕掛けにする……いや、してくれる……と思った、こっちが大の自惚…… もっての外です。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
ひと月も経つとすぐに仕事に取りかかって、新次郎という若い者を色仕掛けで味方に抱き込んで、鍋久の土蔵から金を持ち出させたんです。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は色仕掛けで、まんまと彼の情報を引き出した。
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時代劇では、女スパイが色仕掛けで敵を陥れる場面がよく描かれる。
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彼の強引な交渉術に、彼女の色仕掛けは全く通用しなかった。
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