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本色

ほんしょく
名詞
1
標準
one's real character
文例 · 用例
北定の本色は白で、白の※水の加わった工合に、何ともいえぬ面白い味が出て、さほどに大したものでなくてさえ人を引付ける。
幸田露伴 骨董 青空文庫
一体に樹立深く、柳松など生茂りて、くらきなかに、その蒼白なる光を洩し、巨象の形は小山の如く、喬木の梢を籠めて、雲低き天に接し、朦朧として、公園の一方にあらはれ候時こそ怪獣は物凄まじきその本色を顯し、雄大なる趣を備へてわれわれの眼には映じたれ。
泉鏡花 凱旋祭 青空文庫
勉学の詩二十四章の如きは、蓋し壮時の作と雖も、其の本色なり。
幸田露伴 運命 青空文庫
北定の本色は白で、白の※水の加はつた工合に、何とも云へぬ面白い味が出て、然程に大したもので無くてさへ人を引付ける。
幸田露伴 骨董 青空文庫
」と賞讚しながら、日本の行爲を攻撃した部分に對しては、「此に至りて伯も亦スラーヴ人の本色を脱する能はず候。
石川啄木 トルストイ翁論文 青空文庫
女性はどこまでも女性らしく写すを可とす、どこまでも自然に応ふを以て写実主義の本色とすなる可し。
北村透谷 「伽羅枕」及び「新葉末集」 青空文庫
其の劇の演ずるところ悲劇にもあれ、喜劇にもあれ、斯かる機会に到着する時には、演者も観客も劇の本色を忘れて、宛然たる活動的絵画の中に没入して、人もなく、事もなく、暫らく之に幻惑せられざるを得ざるが常なり。
北村透谷 劇詩の前途如何 青空文庫
(宇佐元緒氏談) 詳しい事情は判明しないが、間辺氏の斯様な態度は栗山大膳以来の片意地な黒田武士の本色であったと同時に、只圓翁門下の頑固な気風を端的に露出したものであったという。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
厳しい練習に耐え抜き、ついに試合で彼はスポーツマンとしての本色を発揮した。
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苦境に立たされてもユーモアを忘れないところに、彼の本色が見て取れる。
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芸術家としての本色を貫くため、彼は商業的な成功を一切追い求めなかった。
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