内治
ないち異読 ないじ
名詞
標準
internal affairs
文例 · 用例
荘公が位に立って先ず行おうとしたのは、外交の調整でも内治の振興でもない。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
莊公が位に立つて先づ行はうとしたのは、外交の調整でも内治の振興でもない。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
しかも巨万の富を貯えて印度貿易に関する限り非常な潜勢力を有し、非常時の内治、外交の裡面に重大な暗躍を試みているらしい事も、私が嘗て東京で、暴力団の用心棒をやっていた関係からチャンと睨んでいる。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
太子は、内治に御心を用ゐられたばかりでなく、欽明天皇の御世に亡んだ任那日本府を復興せんとし、屡々|新羅を御征討になつたし、又推古天皇の十五年|小野妹子を隋に遣はされて対等の国際的関係を結ばれ、尋いで高向玄理、南淵請安などの留学生を送られたことも亦、著名な事件である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
ドイツは内治の上では、全く宗教を異にしている北と南とを擣きくるめて、人心の帰嚮を繰って行かなくてはならないし、外交の上でも、いかに勢力を失墜しているとは云え、まだ深い根柢を持っているロオマ法王を計算の外に置くことは出来ない。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
慶応三年六月昭憲皇太后の入内治定の事が発表せられ、次で御召抱上等の人選があつたが、その際この薫子にも改めて御稽古の為参殿の事を申付けられた。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
これより先、時の廟議はすでに国権派と内治派との二大分裂を孕み、しばしば政事家間に衝突を起こしたりという。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
明治四年廃藩置県の業成りて後、内治派の巨擘たる岩倉公は欧米回覧の企てをなし、木戸、大久保、伊藤の諸官を率いて本国を去れり、ここにおいて廟堂は西郷大将をはじめ副島、江藤、後藤、板垣の諸参議を残し、ほとんど国権派の世となれり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
作例 · 標準
脊索動物の発生過程で、内柱は重要な役割を果たす。
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神社仏閣の屋根を支える内柱は、その建築様式を特徴づける。
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この古代建築では、内柱の彫刻が特に精巧に作られている。
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