打擲
ちょうちゃく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
thrashing
文例 · 用例
「子供を打擲するのはいやなものだ、あと一日気持が悪い」と云った。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
中間はくくりつけられるまでに散散の打擲をうけたらしく、頬にはかすり疵の血がにじんで、髪も着物もみだれたままで、意気地もなく俯向いていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
」 勃然とした体で、島田の上で、握拳の両手を、一度|打擲をするごとくふって見せて、むっとして男が行くので、はあはあ膝を摺らし、腰を引いて、背には波を打たしながら、身を蜿らせて、やっと立って、女は褄を引合せざまに振向くと、ちょっと小腰を屈めながら、教授に会釈をするが疾いか。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
伸しかかると、二ツ三ツ、ものをも言わずに、頬とも言わず、肩とも言わず、男の拳が、尾花の穂がへし折れるように見えて打擲した。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
理非も糺さずにみだりに人を打擲するとは何事だといきまいた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
怒った時には、縄切を振りまわしてエルサレムの宮の商人たちを打擲したほどの人である。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
余の話の声など立てて妨ぐればこそ、感涙を流して謹み聞けるものを打擲するは、と人々も苦りきって、座もしらけて其儘になって終った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
この少年の傲慢無礼を、打擲してしまおうと決意した。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
作例 · 標準
教師が生徒を厳しく打擲したという報告があり、問題となっている。
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彼は過去の体罰、すなわち打擲の経験について語った。
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「ひどい!あの人は、叩いたり打擲したりするんだ。」
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