棗
なつめ異読 ナツメ
名詞
標準
jujube (Ziziphus jujuba)
文例 · 用例
先ず裏の畑の茄子|冬瓜小豆人参里芋を始め、井戸脇の葡萄塀の上の棗、隣から貰うた梨。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
温泉で、見知越で、乗合わした男と――いや、その男も実は、はじめて見たなどと話していると、向う側に、革の手鞄と、書もつらしい、袱紗包を上に置いて、腰を掛けていた、土耳古形の毛帽子を被った、棗色の面長で、髯の白い、黒の紋織の被布で、人がらのいい、茶か花の宗匠といった風の……」 半ば聞いて頷いた。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
老紳士の顔は、すこし弾んで棗の実のような色になった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
楽焼の煎茶道具|一揃ひに、茶の湯用の漆塗りの棗や、竹の茶筅が埃を冠つてゐた。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
棗の花棗の花の咲くところ、光は強く、陽は青し。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
棗の下に啼く蛙、蛙と呼ばひ恍れ遊ぶ。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
棗よそよげ、青空に。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
小詩の中「棗の花」は即興である。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
作例 · 標準
健康のために、毎日なつめを食べるようにしている。
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なつめは、ドライフルーツとしても人気がある。
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なつめの木には、小さな赤い実がたくさんなっていた。
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標準
small tea caddy (tea ceremony)
作例 · 標準
茶道のお稽古で、美しい蒔絵が施された棗を使った。
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先生は、棗の扱い方を丁寧に教えてくださった。
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この棗は、代々受け継がれてきた大切なものだそうだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
棗(なつめ) ナツメ - 植物 棗 (茶器) 越前国阪井郡棗村 - 福井県坂井郡川西町、現在の福井市棗地区。福井市白方町、三里浜地区、石新保町、石橋町、浜別所町、深坂町などに相当する。福井市棗幼小中学校の存在する場所。
出典: 棗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0