痴話喧嘩
ちわげんか
名詞
標準
lovers' quarrel
文例 · 用例
まさかに囲い者と痴話喧嘩をしたわけでもあるめえ。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
「痴話喧嘩ぐらいでくよくよするなよ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
云わば女同士の痴話喧嘩、それが嵩じて文字吉は半狂乱、そこにあった手拭をとって小三津を絞め殺してしまったが、さてどうするという分別もなく、死骸を戸棚へ押し込んだままで、自分はその張り番をするように、唯ぼんやりと坐っていたんです。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
お八重から巻き上げた金はあり、惚れた女のそばに居て、しん吉はいい心持に浮かれていたのですが、お定まりの痴話喧嘩で、もう帰るとか何とか云って、雨の降るなかへ飛び出したのが因果、丁度わたくしの眼にかかって、忽ち首根っこを押さえられました。
— 二人女房 『半七捕物帳』 青空文庫
他愛もない痴話喧嘩の果てに、思いもつかない殺人罪を犯したので、かれもおどろいて入水したのではあるまいか。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
やっぱり痴話喧嘩が昂じたのかな。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
今夜の宿も悪くない、火鉢を囲んで与太話に興じる、痴話喧嘩やら酔つぱらひやら、いやはや賑やかな事だ。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
へへん、出来立ては、喧嘩のあとで環が鳴りって、とかく、痴話喧嘩と申すものは、仲がよいと、始まりやす。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
昨晩の怒鳴り合いも、今朝になればただの痴話喧嘩だったと笑い合える。
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「犬も食わない」と言われる痴話喧嘩だが、当事者たちにとっては深刻な問題だ。
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痴話喧嘩の仲裁に入ったのに、結局二人はすぐに仲直りして私が悪者になった。
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