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去就

きょしゅう
名詞
1
標準
leaving or staying
文例 · 用例
亜字は支那太古の官服の模様として「取臣民背悪向善、亦取合離之義去就之義」といわれているが、勧善懲悪や合離去就があまり執拗に象徴化され過ぎている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
」 と言うので、銀子も去就に迷い、生咬みの叭を手で抑えるのだった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
あのはげしかった会合のことがらをはっきりと掴めもせずに、自分の去就についてどうしたら下手をやらずにすむかを考えていたようでした。
太宰治 虚構の春 青空文庫
現在、あの拓殖会社が煮え切らぬ存在で、今度の社が軍需に専念である点が僕の去就を決した。
岡本かの子 越年 青空文庫
然るに今の世の所謂基督教会なるものを見るに、朝に入りたるもの夕に出で、出没常なく、去就定まりなし、その入るや入るべからざるに入り、其出づるや出づべからざるに出づ、何ぞ自らの心宮を軽んずるの甚しき。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
この時に至りて我は既に政界の醜状を悪くむの念漸く専らにして、利剣を把つて義友と事を共にするの志よりも、静かに白雲を趁ふて千峰万峰を攀づるの談興に耽るの思望|大なりければ、義友を失ふの悲しみは胸に余りしかども、私かに我が去就を紛々たる政界の外に置かんとは定めぬ。
北村透谷 三日幻境 青空文庫
黒田家程の家の去就は天下の安危に關する。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
根岸党を外にしては鴎外の『しがらみ草紙』派があったが、この『しがらみ草紙』派は実は鴎外一人であって、その他は興味あれば集まり興味去れば散ずる去就常ならざる遊離分子であった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
2
標準
(one's) course of action