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牛痘

ぎゅうとう
名詞
1
標準
cowpox
文例 · 用例
牛の疱瘡は非常に軽いもので、人間にうつったときも、うみのついた部分に、一つ二つのできものができるだけでしたら、軽い牛痘のうみをうえて、あのおそろしい疱瘡を防ぎ得るようになったら、どんなに人類のためになるか知れない。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
まず牛痘にかかった人をたずねだして、その人がはたして、天然痘の流行時に、罹病をまぬかれたかどうかを正確にとりしらべるよりほかはないのでした。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
もうこのうえは、実際に人間に牛痘をうえて、実験してみるよりほかはないと思いましたが、さてそれは容易のことではありません。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
牛痘にかかった人のうみを他の人間にうつして実験しなければ、確実に自分の考えを証拠立てたとはいえませんから、なんとかしてその実験をする機会はないかと、辛抱に辛抱をかさねて待ちました。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
ちょうどそのとき、サラ・ネルムスという搾乳婦が、牛痘に感染しておりましたので、その女のうみをジェームス少年にうえることにしました。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
五 この実験に力を得て、その後二年間に二十三回同じような実験をくりかえし、いよいよ牛痘をうえれば、天然痘にかからぬということがわかったので、これを書物に書いて学界に報告したのであります。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
牛痘をうえるのは人間を牛あつかいにすることだ、けしからぬ」「牛痘をうえると、その子は牛のような顔になって、モーモーとなく」というようなことをいいふらすものもありました。
小酒井不木 ジェンナー伝 青空文庫
而も、其「牛痘問答」を添刪し、又其除痘館の祀りの為「拝除痘神詞」を代作してゐる(藁屋文集)。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
ウィキペディア

牛痘 は、牛痘ウイルス感染を原因とする感染症。

出典: 牛痘 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0