拡充
かくじゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #6653 · 青空 139 例
標準
expansion
文例 · 用例
その能力を拡充するものは希望なんだ。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
そこで宣長翁の弟子である石塚龍麿がその研究を続いで、先ず清濁に関する研究を行って、その結果を集めて『古言清濁考』を作ったのでありますが、もう一つの特殊の語における仮名の使い方についても、また宣長翁の研究を拡充して『仮名遣奥山路』というものを作った訳であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
とにかく、私は私で私の理論性でも感情性でも凡て私の全生命を表現しなければなりません――ね、それ歴々たるものだ」 かう云はれて見ると、桂子はたつたさつき坂の上で、都会の屋根々々を見渡して、思はず自分が拡充させた蝋銀色の翼の幻覚を思ひ出した。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
吾人は我が国民意識の最高調の中に、全一の調和に基ける文化の根本的発達の希望と、愛と意志の人生に於ける意義を拡充したる民族的理想の、一日も早く鬱勃として現はれ来らむ事を祈るの外に、殆んど為す所を知らざる者に御座候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
白人官吏は之を利用して自分等の支配権の拡充を考えるだけだし、土人、殊にその青年共は戦争と聞いただけで、ただもう興奮して了う。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
これが次第に拡充されて来ると、当世流行の人類愛迄漕ぎつけます。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
媒辞は、大前提と小前提との関係を媒介するものであるから、少なくとも一度は周延(拡充)されていなければならない。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
こういう誤りを、論理学では媒辞(中名辞)不周延(不拡充)の誤謬という。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
作例 · 標準
サービスの拡充を図るため、人員を増やすことになった。
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図書館の蔵書が拡充され、利用者から喜びの声が上がった。
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新しいプロジェクトのために、研究部門の機能を拡充する。
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顧客のニーズに応えるため、製品ラインナップの拡充を検討している。
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