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磨石

とぎいし
名詞
1
標準
whetstone
文例 · 用例
(月の光のとどかぬ暗い隅で刃物磨ぎをする男の転り磨石とホー丁の間から火花が散り、金ものの熱する匂いがした。
宮本百合子 一九二七年八月より 青空文庫
ちよい/\年に四五|回位ゐは、他を表面採集の序でに立寄つて、磨石斧、石劒折、打石斧、其他を拾つて居たが、四十|年六|月十四|日に、一人で加瀬、駒岡から、此方へ採集に來た時も、畑の中で一|農夫に會つた。
末吉の貝塚 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
古き雑誌書籍売る店、歯磨石鹸など売る店、根掛丈長など売る店の並びたる中に縁日の古著屋多き夜寒かな それ等を離れて曲り角に小き店を出し四角な行燈を地に据ゑて片側につたやと書き片側に大きんつばと赤く書きたるも淋しげにあはれなり。
正岡子規 夜寒十句 青空文庫
余が又土偶の足、半磨石斧、三|月二十二|日に獸牙製曲玉の一|種、略してキバマガ(第二圖ハ參照)を出し、同月二十六|日に、鹿角製浮袋の口(第二圖イ參照)を出し、四|月三|日に土偶胴部(第壹圖ハ參照)を出した等が主なる物。
權現臺の懷古 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
やがて其秋には、殘らず貝塚は開かれて、畑と成つて了つたが、それでも余等は未練に引かされて、表面採集に時々立寄るが、其後とても、土偶を得、磨石斧を得、三十七|年の九|月には、第二|圖ホの如き有孔石器をさへ表面で得た。
權現臺の懷古 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
それでも土器が一ツ、磨石斧が一|本出た。
權現臺の懷古 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
砧村の途中で磨石斧を拾ひ、それから小山の上り口で、破片を拾つたが、既う此所までに五|里近く歩いたので、余は少しく參つて來た。
深大寺の打石斧 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
打石斧、磨石斧、石鏃、把手、破片、土瓶の口、そんな物は、どの位ゐ數多く採集したか知れぬが、未だ發掘をして見た事が無いので、茶店の息子を介して、地主の政右衞門といふ人を説き、其人の持地を發掘する事と成つた。
馬籠と根方 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
作例 · 標準
磨石を使って、切れなくなった斧を研いだ。
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良い包丁には、良い磨石が欠かせない。
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彼は磨石の手入れも怠らなかった。
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