長頭
ちょうとう
名詞
標準
dolichocephaly
文例 · 用例
この人が弟子の長頭丸に語った。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
長頭丸が時|輪袈裟を掛け、印を結び、行法怠らず、朝廷長久、天下太平、家門隆昌を祈って、それから食事の後には、ただもう机にとした、すっきりとした、塵雑の気のない、平らな、落ついた、空室に日の光が白く射したような生活のさまが思われて、飯綱も成就したろうが、自己も成就した人と見える。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
或時長頭丸即ち貞徳が公を訪うた時、公は閑栖の韵事であるが、和らかな日のさす庭に出て、唐松の実生を釣瓶に手ずから植えていた。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
立ち窘んだ體だつた、長頭の先達盲人は、此の時、のろりと身動きして、横に崖の方へ顏を向けた。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
坂の其の兩方は、見上げて峰の如き高臺のなだれた崖で、……時に長頭が面を向けた方は、空に一二|軒、長屋立が恰も峠茶屋と云ふ形に、霜よ、と靄のたゝまり積んだ、枯草の上に、灯の影もなく鎖さるゝ。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
」 と云つて、杖をまつすぐに持直すと、むかうで長頭が、一つ幽な咳。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
」 其の時、件の、長頭は、くるりと眞背後にむかうを向いた、歩行出すか、と思ふと……熟と其のまゝ。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
何で、約束した其の婦に逢ひに行つては成らぬのかと――今のお前樣の通りを、又其の時私が尋ねますと、彼の盲人が申すには、」 其の盲人は、こゝに先達の其の長頭である事は、自から坂上の胸に響く。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
作例 · 標準
この患者さんの頭蓋骨の形状は、長頭型(ドルゴケファリック)の特徴を示していますね。
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人類学の講義で、長頭と短頭の頭蓋骨の比較について学びました。
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古代の遺骨からは、独特な長頭の形状が確認された。
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