首級
しゅきゅう異読 しるし
名詞多音語頻度ランク #2301 · 青空 317 例
標準
decapitated head of an enemy
文例 · 用例
敵の首級を獲ることを「しるしをあげる」と言う。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
これからすぐ馬で城下に引返し、百右衛門の屋敷に躍り込み、首級を挙げて、金内殿にお見せしないと武士の娘とは言わせぬぞ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
信長は桶狭間という狭隘の土地で今川義元を短兵急に襲って、首級をあげたが、併しそのやり方はいくらか、やまかんで僥倖だ。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
元就は斯くて十月五日に二十日市の桜尾城に於て凱旋式を挙行しているが、彼は敵将晴賢の首級に対してもこれを白布にて掩い、首実検の時も、僅かに其白布の右端を取っただけで、敵将をみだりに恥かしめぬだけの雅量を示している。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
其の後首級は、二十日市の東北にある洞雲寺という禅寺に葬らせた。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
だが、大阪方としては、城濠を失っているのであるから、城を捨てて東軍を迎え撃ち、あわよくば西将軍の首級を狙う外、勝算はないわけである。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
塙の首級は、暑気の折から損ずるだろうと云うので、家康に抜露しなかった。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
西尾は、その首を取ったが、誰とも知らずに居たが、後にその胄が、嘗て原隼人に話したところのものであり、口を開いてみると、前歯が二本|闕けていたので、正しく幸村が首級と分ったわけである。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
作例 · 標準
戦場から戻った武将は、自ら討ち取った敵将の首級を主君に捧げた。
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恩賞を求める兵士たちは、手柄の証として一つでも多くの首級を挙げようと躍起だった。
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首実験の場に運ばれた首級は、丁重に扱われた後、供養のために埋葬された。
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