浄罪
じょうざい
名詞名詞-の形容詞
標準
cleansing of sins
文例 · 用例
或は又ダンテも浄罪界の外に登ることの出来なかつた為であらうか?
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
現に「神曲」の浄罪界は病後の歓びに近いものを持つてゐる。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
むしろそういう浄罪|輪廻の思想は、儂にではなくファウスト博士に云ってもらいたいものだ」とレヴェズが声を慄わせ、満面に憎悪の色を漲らしたと云うのは、そのラヴェンナ城の悲劇に、クリヴォフ事件を髣髴とさせる場面があったからだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それがウルスラ上人と一万一千の童貞少女が、「奉公の死」を遂げた話や、パトリック上人の浄罪界の話を経て、次第に今日の使徒行伝中の話となり、進んでは、ついに御主耶蘇基督が、ゴルゴダで十字架を負った時の話になった。
— 芥川龍之介 『さまよえる猶太人』 青空文庫
犯せる罪を浄めるために浄罪の時を与え給え。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
隼二郎氏が真面目にやっているのですから、浄罪的な立派な仕事ですよ」 妖説八人芸 一 昼の海は賑わっていた。
— 国枝史郎 『十二神貝十郎手柄話』 青空文庫
……あのお部屋へお母様をお連れして、懺悔と浄罪とをさせようため、十年ぶりにこのお葉は、帰って来たのでございます!
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
「さあお母様あの館で――十年戸をあけないあけずの館で、懺悔浄罪なさりませ!
— 国枝史郎 『仇討姉妹笠』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自らの過ちを悔い、滝に打たれることで魂の浄罪を試みた。
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死後の世界において、霊魂が浄罪の火によって清められるという信仰がある。
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その巡礼の旅は、彼にとって過去の罪を贖うための浄罪のプロセスでもあった。
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