門扉
もんぴ
名詞
標準
door(s) of a gate
文例 · 用例
表の門扉の鈴がけたたましく鳴って、男を乗せて去る俥が来た。
— 岡本かの子 『窓』 青空文庫
門扉は、閂がかけてある。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
透き通る様な青い若葉が門扉の上から雨後の新滝のやうに流れ降り、その萌黄いろから出る石竹色の蔓尖の茎や芽は、われ勝ちに門扉の板の空所を匍ひ取らうとする。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
この点では芝、白金の家の敷地の地味はもつともこの種の蔓の木によかつたらしく、柔かく肥つた若葉が無数に蔓で絡まり合ひ、一握りづつの房になつて長短を競はせて門扉にかゝつた。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
老婢は空の陽を手庇で防ぎながら、仰いで蔦の門扉に眼をやつてゐた。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
……この間に、南蛮寺の門扉内より音もなく自から閉まる。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
伊留満喜三郎 (突然門扉の内に屈みて)やいの、やいの、皆の衆よ。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
(門扉の隙より目を離し、唄ふがごとき調子にて)さて、偽りとは知りながら悟られぬのがそれ何やらの道。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
作例 · 標準
古い屋敷の門扉は、重厚な木製で威厳があった。
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門扉を開けると、美しい庭園が広がっていた。
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強風で門扉が勢いよく閉まり、大きな音が響いた。
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