浅茅生
あさじう異読 あさじふ
名詞
標準
broad field of sparsely growing cogon grass
文例 · 用例
中央の池泉は水が浅くなり、渚は壊れて自然の浅茅生となり、そこに河骨とか沢瀉とかいふ細身の沢の草花が混つてゐた。
— 岡本かの子 『夏の夜の夢』 青空文庫
――そこへ行く背戸は、浅茅生で、はらはらと足の甲へ露が落ちた。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
) と二坪ばかりの浅茅生を斜に切って、土間口をこっちから、(お綾さん――) と呼びます。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
崖へ向いた後姿、すぐに浅茅生へ帯腰を細く曲げたと思うと、さらさらと水が聞えた。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
」「処へ、母屋から跫音が響いて来て、浅茅生を颯々、沓脚で、カタリと留むと、所在紛らし、谷の上の靄を視めて縁に立った、私の直ぐ背後で、衣摺れが、はらりとする。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
気のせいで、浅茅生を、縁近に湧出る水の月の雫が点滴るか、と快く聞えたのが、どくどく脈を切って、そこらへ血が流れていそうになった。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
で、浅茅生へドンと下りた、勿論|跣足で。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
絶叫して目を覚ます……まだそれにも及ぶまい、と見い見い後退りになって、ドンと突当ったまま、蹌踉けなりに投出されたように浅茅生へ出た。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
作例 · 標準
浅茅生の例文
朝日が浅茅生を照らしている。
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浅茅生の中で迷った。
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