細腰
さいよう異読 ほそごし
名詞名詞-の形容詞
標準
slender hips
文例 · 用例
車に乘らばや、といふを、梅津の君は冷笑ひて、風にも堪へぬ御細腰は、さもこそ、といへば、おんみこそといふ。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
カバレット・トアズンドルの舞台では、ターバンを巻いた印度人が、細腰のヒンズー女を抱いて、宗教的な怪奇な踊りを舞っていました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
……化けさうな古箒も、唯見ると銀杏の簪をさした細腰の風情がある。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
細腰はふっと消えて、すぼめた肩が、くらがりの柳に浮く。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
細腰が纏ふもの数ふれば帯をはじめとして、下紐に至るまで凡そ七条とは驚くべく、これでも解けるから妙なものなり。
— 泉鏡花 『当世女装一斑』 青空文庫
三 腰元のあれよと見るに、貴女の裾、袂、はら/\と、柳の糸を絞るかのやう、細腰を捩りてよろめきつゝ、ふたゝび悲しき声たてられしに、つと駈寄りて押隔て、「えゝ!
— 泉鏡花 『紫陽花』 青空文庫
前帯をしゃんとした細腰を、廂にぶらさがるようにして、綻びた脇の下から、狂人の嘉吉は、きょろりと一目。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
その細腰を此方へ、背を斜にした裾が、脛のあたりへ瓦を敷いて、細くしなやかに掻込んで、蹴出したような褄先が、中空なれば遮るものなく、便なさそうに、しかし軽く、軒の蜘蛛の囲の大きなのに、はらりと乗って、水車に霧が懸った風情に見える。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はバレエダンサーのような細腰の持ち主だ。
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昔の美人画には、細腰の女性がよく描かれている。
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ダイエットのおかげで、彼の細腰が際立ってきた。
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