光輪
こうりん
名詞
標準
halo (esp. in Christian art)
文例 · 用例
勝軍地蔵は日本製の地蔵で、身に甲冑を着け、軍馬に跨って、そして錫杖と宝珠とを持ち、後光輪を戴いているものである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
我をあざむき賣らむとし、我を接吻せんとする一念にさへ、汝は連坐頌榮の光輪を一人負ふところの聖徒である、『愛』である。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
光輪も聖人の怒と哀傷とによつて輝く。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
其後光輪美しく白雲に駕て所々に見ゆる者あり。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
女中がランプを持って来た物音に葉子はようやく目をさまして、仰向いたまま、すすけた天井に描かれたランプの丸い光輪をぼんやりとながめていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
四十八 虹は、ちょうどイラン軍の真後の地平線に、壮麗な光輪のようにかかっていた。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
〔一九二八年〕二月三日 モスクワ 午後三時半頃日沈、溶鉱炉から火玉をふき上げたような赤い太陽(円く、大きく)光輪のない北極的太陽 雪のある家々の上にあり 細い煙筒の煙がその赤い太陽に吹き上げて居た。
— 宮本百合子 『一九二七年八月より』 青空文庫
そして、人の眼が、この像のできたところにあれば、露の中から、光を放っているように見えるのだ)――露に映した、自分の頭上に光輪が輝くことは、だれ一人知らぬ者とてない、普遍の道理ではないか。
— 小栗虫太郎 『紅毛傾城』 青空文庫
作例 · 標準
聖母マリアの絵には、頭上に美しい光輪が描かれている。
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朝日に照らされた山の頂上には、神秘的な光輪が見えた。
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後光が差すような光輪を背負った仏像は、見る者を圧倒する。
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ウィキペディア曖昧さ回避
光輪(こうりん) 光輪 (宗教美術) - キリスト教美術の聖人画などで頭の周りに描かれる光の輪。輪光、アウレオラ (aureola)、ニンブス (nimbus)、天使の輪(エンジェルヘイロー)。光背も参照。 ブロッケン現象
出典: 光輪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0