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用弁

ようべん
名詞動詞-サ変
1
標準
finishing one's business
文例 · 用例
じゃ、だんなはほんとうに、あたしをご用弁にする気じゃござんせんでしたか!
なぞの八卦見 右門捕物帖 青空文庫
金森|通倫氏が政府の御用弁士で貯金の勧めをしてゐた頃ある処で、「散髪なんか一々|理髪床でするには及ばない。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
Heinrich von Stephan が警察国に生れて、巧に郵便の網を天下に布いてから、手紙の往復に不便はないはずではあるが、それは日を以て算し月を以て算する用弁の事である。
森鴎外 独身 青空文庫
一日の間の時を以て算する用弁を達するには、郵便は間に合わない。
森鴎外 独身 青空文庫
なお父が目付であったため、目付手附の卒で伊東与之右衛門というものを、その筋から病気の用弁に残されていた。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
この頃東京の藩邸では、公用人が、もっぱら朝廷に対する用弁をしていたのだが、それの監督かたがた、大参事と少参事とが替り合って出張する事になった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
また孔子祭典会のあった頃は、史談会からも誰れかその委員に加わってもらいたいという事で、私がそれに当って、嘉納治五郎氏委員長の下に、漢学の専門家などと共に毎年一回湯島の孔子の廟で祭典を行う時は、私も役員の徽章を付けて用弁をした。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
よくある型で伴蔵、志丈もまた己の悪事を知る一人とてまた斬殺してしまうが、とたんに手が廻って伴蔵もまた御用弁になる。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫