弾正台
だんじょうだい異読 ただすつかさ
名詞
標準
Imperial Prosecuting and Investigating Office (1869-1871)
文例 · 用例
武田左馬助、小山田兵衛尉、跡部大炊助等も別の一手をもって、弾正台の家康を目指すけれど大勢は既に決した。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
これは後に弾正台に勤めてゐた、四郎左衛門の剣術の師阿部守衛が、公文書の中から写し取つて置いたものである。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
「――予は再び口を開き、弾正台は今尚ほ隣県山形にあり。
— 木下尚江 『臨終の田中正造』 青空文庫
(当時弾正台と云ふ巡廻裁判があつたのだ)今一たび此の審問を受けたし、何卒片時も早く御計らひ下されたしと願ひたるに、聴訟吏は何思ひけん。
— 木下尚江 『臨終の田中正造』 青空文庫
同じく二年に太政官は彼を弾正台内監察に任じた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
なおまた恕軒の作った伝には、枕山は東京詞三十首を賦して時事を諷したため弾正台の糺問を受けたといわれている。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
反対の火の手はこの年十二月、弾正台というおそるべき役所からおこり、翌三年二月になると、兵部大丞黒田清隆の名において、反対の建白書が提出された。
— 服部之総 『黒田清隆の方針』 青空文庫
三月末から四月にかけて弾正台の人事|更迭が行われ、五月九日付で兵部大丞黒田清隆が北海道開拓使次官に転任するのは、大久保利通の善後処置であったが、「民蔵分離問題」という名で知られている当年の大問題は、今日まで何人からも解かれていない。
— 服部之総 『黒田清隆の方針』 青空文庫
作例 · 標準
明治初期、政府は役人の汚職を監視するために弾正台を設置した。
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弾正台の官吏たちは、新政府内での権力闘争に巻き込まれ、苦渋の決断を迫られた。
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行政改革の一環として、弾正台は廃止され、その機能は司法省へと引き継がれた。
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標準
Imperial Prosecuting and Investigating Office (under the ritsuryō system)
作例 · 標準
律令制下において、弾正台は天皇直属の機関として官吏の非違を弾劾する役割を担った。
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弾正台の長官である弾正尹には、通常、皇族や高位の貴族が任命された。
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地方から送られてきた訴状を精査し、弾正台は厳格な調査を開始した。
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ウィキペディア
弾正台(だんじょうだい、彈正臺)は、律令制下の太政官制に基づき設置された、監察・治安維持などを主要な業務とする官庁の一つで、古代に存在した律令体制における監察・警察機構である。唐名は、御史台(ぎょしだい)、憲台(けんだい)、霜台(そうたい)、粛正台(しゅくせいだい)、正台(せいだい)など。
出典: 弾正台 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0