原人
げんじん
名詞頻度ランク #35550 · 青空 72 例
標準
primitive man
文例 · 用例
今の君は、もはや何人の眼に於ても、森林から出てきた原人ではなく、却つて教養あり、禮節あり、そして典雅の趣味を愛する所の、一個品性高き風韻の好人物である。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
誰か、どこかで、原人の尻尾の化石でも掘り出して見せる日本人はないものだろうか。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
今日の吾人は古代に比し、若くは原人に比して大なる幸福を有して居る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
人類學を研究するなぞといふ然樣いふ肩の張つた譯では無かつたらしいが、原人土器採集や比較などにも興味を有して、數※近在へ出掛けられたが、予は土器いぢりは好まなかつたから餘り知らぬ。
— 幸田露伴 『淡島寒月氏』 青空文庫
ことによるとそれは、太古以来生き残っている原人の棲家かも知れない……なぞと云い出す凝り屋も居る。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
莊列は原人生活を謳歌するかの如く見えて、是亦國家を重視することに於て儒墨とは餘程の距離が有る。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
男女が次第に成長して恋ということを覚えると、初めて幽玄不可思議な情緒の存在に気付くけれども、恋は三千年・五千年、乃至原人の昔から存在するのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
葉子は禁断の木の実を始めてくいかいだ原人のような渇欲をわれにもなくあおりたてて、事務長の心の裏をひっくり返して縫い目を見窮めようとばかりしていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
人類の進化において、原人の時代は非常に長い。
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化石から、原人の生活様式を想像することができる。
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原人は、火を使うことを覚えた最初の人類だ。
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ウィキペディア
原人(げんじん)は、ホモ属に属する化石人類の一群を指す俗称。
出典: 原人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0