女真
じょしん
名詞
標準
Jurchen people
文例 · 用例
蒲留仙 そうかも判らない、女真あたりの者かも判らないね。
— ――序に代へて―― 『涼亭』 青空文庫
明日の午どきに女真の兵が突然に襲って来て、この城は落ちる。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
今は国ざかいも平穏で、女真のえびすなどが押し寄せて来るという警報もないのに、一刻を争って立ち退くには及びますまい」 かれらの言うことに道理もあるので、講師はこころならずもひき留められて、かれらと共に供養の式を営み、あわせて法談を試むることになった。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
法談が終って、衆僧がみな午飯を食いはじめると、たちまちに女真の兵がにわかに押し寄せて来たという警報を受取った。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
御承知の通り、金は朔北の女真族から起って中国に侵入し、江北に帝と称すること百余年に及んだのですから、その文学にも見るべきものがある筈ですが、小説方面はあまり振わなかったようです。
— 続夷堅志・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
心の中では、きっと貴女を見下げて、いらっしゃるのよ、貴女真個に仰云いな、彼の方は、貴女に親切じゃあないでしょう、え、政子さん」「親切でないって……普通だわ」「そうかしら、」 友子さんは、長い絽の着物の袂を、紫色の袴の上に揃えながら、疑しそうな顔をしました。
— 宮本百合子 『いとこ同志』 青空文庫
此の大江に臨んだ吉林の地は周以前に於て息慎(即ち粛慎)国の根拠地であり、漢には「※婁」、六朝には「勿吉」、隋や唐では「靺鞨」、金遼時代には「女真」の有力な大部落が占めて居た。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
「伊勢の国にもあらましを」の句は、皇女真実の御声であったに相違ない。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書には、女真族の興亡が記されている。
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彼は、女真族の文化や歴史に強い関心を持っている。
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満州族は、女真族から発展した民族である。
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ウィキペディア
女真 は、女直(じょちょく)ともいい、満洲の松花江一帯から外興安嶺(スタノヴォイ山脈)以南の外満洲にかけて居住していたツングース系民族。民族の聖地を長白山(白頭山)とする。10世紀ごろから記録に現れ、17世紀に「満洲」(「マンジュ」と発音)と改称した。「女真」の漢字は女真語の民族名「ジュシェン」(または「ジュルチン」)の当て字である。
出典: 女真 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0