児童文学
じどうぶんがく
名詞
標準
children's literature
文例 · 用例
大人の文学が物語性を失った時、文学家族の一員である児童文学も、見よう見まねで堕落したのである。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
戦前、山形の小学校で生活綴方を指導した児童文学者、国分一太郎によれば、戦後すぐに綴方が復活しなかった最大の要因は、アメリカ流の「新教育への幻想」にあったと言います。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
当時、文学運動に関する討論の一部として児童文学のことが論議され、それがある人のその文学の到達点にまでいたっていないことについて批判が行われていた。
— ――「村の月夜」にふれつつ―― 『子供のために書く母たち』 青空文庫
この間或る席で、児童文学を専門にしている男のひとが、佐多稲子さんに、子供の本を書きたいと思いませんかと訊いたとき、稲子さんは、さあと云って、そう思わないという意味の答えをしたら、訊ねた人は大変案外そうに、そうかなア、と小首をかしげる表情をした。
— 宮本百合子 『子供のためには』 青空文庫
稲子さんは二人の子供たちをもっているし、生活の全面に、いかにも情のふかい人だから、その児童文学をやる人は、そういう稲子さんが子供たちのために書くということを自然に可能と思ったのであったろう。
— 宮本百合子 『子供のためには』 青空文庫
この報告では新しい方向に研究を展開しはじめている国文学、短歌、俳句、戯曲、児童文学等についてふれることができませんでした。
— ――新日本文学会における一般報告―― 『一九四六年の文壇』 青空文庫
同時に作家同盟では、農民文学に対する委員会、児童文学に対する委員会、青年の文学的創造力を指導するための委員会、朝鮮、台湾等の植民地の文学を、それぞれの民族文化との関係に於ける独自的発達を支持するための委員会が組織された。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
ソヴェトに未だよき児童文学作家なし。
— 一九三〇年(昭和五年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、祖母に読んでもらった児童文学の絵本が今でも心に残っています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この作家の児童文学作品は、子供たちの想像力を豊かに育むと評判です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
世界的に有名な児童文学賞の受賞作が、映画化されることになりました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite