経略
けいりゃく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
administration
文例 · 用例
斉明天皇の御代、越の国司、阿倍比羅夫出羽方面の蝦夷地を経略して齶田(今の秋田)渟代(今の能代)津軽に到り、遂に北海道に及ぶ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
此の一鉄と信長とが、四方の経略、天下の仕置を談論していた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
尤も奥羽地方にも其の経略の手は延びないけれど、北条氏の向背が一度決すれば、他は問題ではない。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
然るに、その秀吉が、南洋、主として呂宋に対し、経略の手を延ばしたのは、原田孫七郎の進言があったからである。
— 国枝史郎 『秀吉・家康二英雄の対南洋外交』 青空文庫
当時の著作なる『古事記』『日本紀』等には、景行天皇朝に日本武尊の経略し給える蝦夷の日高見国をも、当時の蝦夷蟠居の域なる北上川下流地方に擬定せるなり(拙著『読史百話』所載「日高見国と日高見川」参照)。
— 喜田貞吉 『武士を夷ということの考』 青空文庫
戦国以降明清ニ至ル兵家ノ書、孫呉、司馬法、尉繚子、素書、李衛公問対、大白陰経、武経総要、虎※経、何博士ノ備論、守城録、江南経略、紀効新書、練兵実記、武備志ノ数百数部ニ止マラズ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
そのさい黒田は、係争事件はことごとく無雑作に譲歩してしまい、九月帰京するや“樺太ノ経略、断然|之ヲ棄テテ魯西亜ニ附シ、力ヲ無用|之地ニ労セズ、之ヲ上策トス。
— 服部之総 『黒田清隆の方針』 青空文庫
タトヒ一歩ヲ譲ルト雖モ経略ヲ画定ス、之ヲ中策トス。
— 服部之総 『黒田清隆の方針』 青空文庫
作例 · 標準
古代の君主は、国の経略に日々心を砕いた。
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彼の壮大な経略は、やがて歴史に名を刻むこととなるだろう。
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戦国の武将たちは、領土の経略に長けていた。
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