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言付ける

ことづける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to have someone send (a message, parcel, etc.)
文例 · 用例
小母さんは神様に言付けるような調子で、制え難い女の胸の中を熱心に訴え、田辺のお婆さんや姉さんまで改宗させずには置かないという語気で祈った。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
「泉ちゃんが打った――」と繁は父に言付けるようにして泣いた。
島崎藤村 新生 青空文庫
お種は絶えず娘の保護を怠らないという風で、物を言付けるにも、なるべく静かな、解り易い調子で言って、無邪気な頭脳の内部を混雑させまいとした。
島崎藤村 家(上巻) 青空文庫
出入りの田舎者に頼んで情を明かしてことづけるほかは、とりあえず流れて行く水にことづけて、あとかたもなく葬ってもらうよりほかに仕方がなかったのであろう。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
あれこれと憶い浮べる家中の共通な知人には、まんべんなく、「よろしく申して欲しい」とことづけるのである。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
宮へ手紙ことづける
一九四八年(昭和二十三年) 日記 青空文庫
そして結局、又あの女童を呼び出しに行っては文をことづけるより外に、此れと云う智慧も浮かばないのであったが、でもその文の書き方には心を砕いて、此の間の夜の己れの越度を詫びる言葉を、さま/″\な表現で繰り返し/\綴るようにした。
谷崎潤一郎 少将滋幹の母 青空文庫
「貴方の云うとおり、ごまの蠅とか巾着切とかいう者かも知れないわね」「そうでなくって五十両という金を、見ず知らずの旅の者にことづける訳があるかい、一分や二分じゃあない五十両だぜ」 宗吉は酔わない酒をもう一つ呷った。
山本周五郎 金五十両 青空文庫
作例 · 標準
出張に行く同僚に、実家へのお土産を言付けて届けてもらった。
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彼女は旅行先から家族へ手紙を言付けた
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留守中、隣人に植物の水やりを言付けて頼んだ。
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2
標準
to use as an excuse
作例 · 標準
「忙しいから」と言付けて、彼は飲み会を断った。
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宿題を忘れた生徒は、体調が悪いと言付けて提出を免れた。
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彼女は気分が乗らないと言付けて、参加を渋った。
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