遊覧
ゆうらん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29582 · 青空 283 例
標準
sightseeing
文例 · 用例
遊覧船は寒そうだから割愛することにした。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
」 夜間の遊覧飛行イルミネェーションで作られたファンタジツクな科学の尻尾、――妻にたいする愛を結びつけて、……。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
秋になると都会の各地から遊覧客がやって来る。
— 黒島傳治 『小豆島』 青空文庫
巧妙にできた、かなり広い洞窟であるが、それがいま、オトギバナシの「桃太郎」の鬼が住んでいたところだと云われて、その島をも鬼ガ島と名づけ、遊覧者を引こうがための好奇心をそゝっている。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
遊覧客や病人の眼に触れ過ぎて甘ったるいポートワインのようになってしまった海ではない。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
たとえば友だちの名をかたってパリへ出かけるいたずら者が、自分の引き立て役に純ドイツ型の椋鳥を連れて行く、その椋鳥のタイプとか、パリ遊覧自動車の運転手とか案内者とか、ベデカと首っ引きで、シャンゼリゼーをシャンセライズと発音する英国老人とかいうのがそれである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(2)』 青空文庫
二十余年前にワシントン府の青葉の町を遊覧自動車で乗り回したことがあった。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
ぎっしり互いに身動きの出来ぬほどに乗り込んだ登山者あるいは遊覧の男女の客は、口々に、わあ、ひどい、これあ困ったと豪雨に対して不平を並べた。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫