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所々

ところどころ異読 しょしょ
副詞名詞頻度ランク #19882 · 青空 1275
1
標準
here and there
文例 · 用例
超現実派の詩論なぞも読んでをりますが、そして所々非常な卓見にも遭遇しますが、要するに読んだ後では「今時誰も結論には到達しないのだ」といふ何時も乍らの呟きを繰返さなければならない始末です。
中原中也 近時詩壇寸感 青空文庫
長さ二町ばかりの、その暗い湿つぽい通りに、今挙げたホンの三四軒の店屋が所々にあるのは、まるで蛍でもゐるやうな感じだつた。
中原中也 古本屋 青空文庫
それは本土との交通がほとんどなく、少数の貧しい漁夫たちが、所々の寂しい山蔭に住んでるような、暗く荒寥とした島嶼であった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
昨日迄大変暑かつたのにも今日はボンヤリした日が射してゐて、時々夕立でも降らせさうな雲の塊が乾き切つた庭の土を薄暗くしたり、そして稀々しくも地面を匍ふやうな微風が所々に生えた雑草などを揺るので、私の心は思ひ出を巡るに似合はしい気分になつて、その蛇の思ひ出はだんだん拡がつていつた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
枕を出して午睡しようと思つてる時、「俺には女は当分当抵得られないものだ……」つて言葉の一字一字が、所々ハゲた壁の上にピヨコピヨコみえるやうな気がした。
中原中也 分らないもの 青空文庫
すべてこうした幻想風の俳句は、芭蕉始め他の人々も所々に作っているけれども、その幻想の内容が類型的で、旧日本の伝統詩境を脱していない。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
鶯や駒鳥はいつも鳴いてゐるし、樹陰の深い緑は所々にあるし、それだけで山間の別天地をなした鮮新な温泉町としてゐる。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
私は可成所々――所々といつても東京附近だが――の温泉を歩いたが、未だこれといふやうな温泉には一つも行きあたらない。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
作例 · 標準
このレポートは、所々誤字脱字があるので修正が必要だ。
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古い壁紙が所々剥がれ、建物の老朽化を物語っていた。
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雪解けが進み、地面が所々顔を出し始めている。
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