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黒影

こくえい
名詞
1
標準
silhouette
文例 · 用例
暗闇阪の街燈には今でもやもりが居るが、元のような空想はもう起らぬ、小さな細長い黒影は平和な灯影に眠っているように思われるのである。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
百歩を隔てて黒影あり、靴を鳴らしておもむろに来たる。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
断雲の絶間より、幽霊火のごとき星の照らす甲板上には、今しも一団の黒影入り乱れて闘いおるなり、人数およそ二十人ばかり、我が帆船の水夫のみにはあらず、オオ、これ何事ぞ!
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
黒影、白気二十二「じゃ、お前が、あの方という人はえ?
泉鏡花 わか紫 青空文庫
御者は書巻を腹掛けの衣兜に収め、革紐を附けたる竹根の鞭を執りて、徐かに手綱を捌きつつ身構うるとき、一|輛の人力車ありて南より来たり、疾風のごとく馬車のかたわらを掠めて、瞬く間に一点の黒影となり畢んぬ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
ところが、その瞬間に月は雲のあいだから皎こうと輝き出て、大氷原の上を照らしたので、わたしは氷原を横切って非常の速力で走ってゆく彼の黒影を、遙かに遠いあなたに認めた。
北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 世界怪談名作集 青空文庫
ヱロナは始て稍然として、今の破れ小屋のあなたに存じ、廣大なる黒影を地上に印せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
」と云ふ声がして、其処に在る門衛の小屋の中から五六人の黒影が飛び出して来て、いきなり久米に跳びかゝつた、不意の事なので久米は可なり狼狽して逃げ出さうとしたが、多勢に無勢で直ぐ捕つてしまつた。
菊池寛 学生時代の久米正雄 青空文庫
作例 · 標準
月の光が差し込み、彼の背後に長い黒影が伸びた。
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暗闇の中に、不気味な黒影がゆらゆらと揺れている。
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窓の外には、彼の黒影が映し出されていた。
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ウィキペディア

黒影 は、影をモチーフにした日本の覆面レスラー。

出典: 黒影 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0