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シルエット

シルエット
名詞頻度ランク #18620 · 青空 76
1
標準
silhouette
文例 · 用例
そうして河向いの高い塀の曲り角のところの内側に塔のような絞首台の建物の屋根が少し見えて、その上には巨杉に蔽われた城山の真暗なシルエットが銀砂を散らした星空に高く聳えていたのである。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
シルエットの世界には遠い遠い過去の人生の幻影といったようなものの笹べりが付帯している。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
その建物の明るみから前へ逆に照り返されて威厳を帯びた銅像が、シルエットになって見える。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
銅像の検閲を受ける銃剣の参差のように並木の梢が截り込みこまかに、やはりシルエットになって見える。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
ジョンのシルエットがサイコー」 慶一と柾生の会話には加わらず、高志は女の子たちとなにか話している。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
ブルーの照明に、シルエットとなって歌う柾生の口もとが、慶一の頭から消える。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
まだあの詩の続きが、遥かの彼方から響く様子なので、畦道に逼ひあがつた私達が河童のやうに首をあげると、メイ子を擁して、おぼろな月の光りを浴びながら堤の上を引きあげて行く業慾連のシルエットがフオックス・トロットの脚どりのやうに軽やかに踊つて見えた。
牧野信一 武者窓日記 青空文庫
その工房は屋根だけで周囲の囲いがなかったから、その上仕事場の前の広場に焚火があがっているので、働いている人たちの姿がくっきりとシルエットになって浮び出ている。
牧野信一 吊籠と月光と 青空文庫
作例 · 標準
夕焼けを背景に、山々の美しいシルエットが浮かび上がった。
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彼女は遠くからでも、その独特のシルエットで誰だかわかった。
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窓辺に立つ彼のシルエットが、部屋の壁に大きく映し出されている。
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