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花粉

かふん
名詞頻度ランク #6628 · 青空 348
1
標準
pollen
文例 · 用例
風は害虫を攘ひ、花粉の交媒を助ける。
――何人か良案はないか?―― 風と裾 青空文庫
シャンパンのキルクがボーイの鉤鼻から落下すると私のパートナアが横目をつかってボーイに現金で酒代とチップを渡すように催促して別に靴先につける天花粉の代金十|仙を請求する。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
サラリーメンの洪水のために死骸のような建物の堰が破られて、空にそびえる高楼の窓が花のようにひらくと、女事務員の青と赤の色彩が花粉の媒介の役目をした。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
ポール流行品商会の二階の美容室では、太田ミサコが弟子にからだ中に花粉をはたかせていた。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
かの女の痩せた花粉のついた装飾にすら、僕は情欲をもって鎧ばっている。
吉行エイスケ 戦争のファンタジイ 青空文庫
それは日のよくあたる風の吹く、ほどよい湿度と温度が幸いする日、杉林が一斉に飛ばす花粉の煙であった。
梶井基次郎 蒼穹 青空文庫
たとえば昔ある僧侶の学者が顕微鏡下で花粉をのぞいている間に注意して研究した微粒子の運動が、後日物質素量説の実証的根拠として一時盛んに研究されるようになった。
寺田寅彦 物理学圏外の物理的現象 青空文庫
それで、虻が蜜汁をあさってしまって、後ろ向きにはい出そうとするときに、虻の尻がちょうどおしべの束の内向きに曲がった先端の彎曲部に引っかかり、従って存分に花粉をべたべたと押しつけられる。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
作例 · 標準
春になって、花粉がたくさん飛んでいるから目が痒い。
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ミツバチが桜の花からせっせと花粉を集めていた。
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スギ花粉にアレルギーを持つ人が多いようだ。
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車の表面が黄色い花粉で覆われていた。
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ウィキペディア

花粉 とは、種子植物門の植物の花の雄しべから出る粉状の細胞。雄しべの先端にある葯という袋の中で形成される。

出典: 花粉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0