軒
のき
名詞頻度ランク #5018 · 青空 12335 例
標準
eaves
文例 · 用例
長さ二町ばかりの、その暗い湿つぽい通りに、今挙げたホンの三四軒の店屋が所々にあるのは、まるで蛍でもゐるやうな感じだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
私は独りで一軒の家に住んでゐて、毎夜、夜明近くまで読書する。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
そして気味わるく物凄い顔をした、雲助のような男たちに脅やかされたり、黒塚の一軒家のような家に泊って、白髪の恐ろしい老婆に睨まれたりした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかし東京へ移ってから、子供が大ぜい生れたりして、家内が狭くなった上に、貯財も少し出来て来たので、夫人のすすめで売家を一軒買うことにした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
すると一軒|頃合の家が見つかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
その夜、馬場とシゲティとは共鳴をはじめて、銀座一丁目から八丁目までのめぼしいカフエを一軒一軒、たんねんに呑んでまわった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
浅草の酒の店を五六軒。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
道路に落ちる家々の軒の日影が、くつきり黒い。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
作例 · 標準
夏の強い日差しを避けるため、軒の下で涼んだ。
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雨の日は、軒から落ちる雨だれが規則的な音を立てていた。
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古い日本家屋の軒には、長い年月を経た木材の味わいがある。
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標準
narrow aisle surrounding the core of a temple building
作例 · 標準
この寺院の軒は、本堂の周囲を巡るように造られており、厳かな雰囲気を醸し出している。
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僧侶たちは、軒の静かな空間で瞑想にふけっていた。
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観光客は、寺の軒に施された精巧な彫刻に見入っていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
軒 軒(のき) - 屋根の端で壁などから張り出した部分。軒・ 庇・軒桁を参照。 軒(けん・げん) - 戸数を表す助数詞のひとつ。 軒(けん) - 号のひとつ。軒号。 寺号、雅号などに用いられ、戒名では院号の代わりに用いられることもある。例として、桃中軒雲右衛門、柴屋軒宗長など。 屋号などにも用いられる。例として精養軒、万葉軒など。
出典: 軒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0