親衛
しんえい
名詞
標準
monarch's guards
文例 · 用例
それに、山上に靡いていた旗印から見れば、紛れもなく単于の親衛軍である。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
たまたま陣頭に姿を現わした単于とその親衛隊とに向かって、一時に連弩を発して乱射したとき、単于の白馬は前脚を高くあげて棒立ちとなり、青袍をまとった胡主はたちまち地上に投出された。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
親衛隊の二騎が馬から下りもせず、左右からさっと単于を掬い上げると、全隊がたちまちこれを中に囲んですばやく退いて行った。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
式場近くになると一層精鋭な黒色の親衛隊に変ってくる。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
「赤色親衛隊」の作者、故フールマノフにしろ、ゴーリキイにしろ、前例のない作家の典型である。
— ――文芸時評―― 『ヒューマニズムへの道』 青空文庫
私たちに近親な作家として、たとえばフールマノフやファデーエフ等の作家たちは、彼の「赤色親衛隊」や「叛乱」の政治的・文学的意味を自覚して創作したであろうし、ファデーエフの「壊滅」は偶然の作品ではなかった。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
一九一八年の党員で、フルンゼと一緒に赤色戦線で働き、クバン駐在赤軍政治部長をやった若いドミトリ・アンドレーウィッチ・フールマノフは、ボルシェビキ作家の誇、「チャパーエフ」(日本訳、赤色親衛隊)、「反乱」などをわれわれに与えた。
— 宮本百合子 『プロレタリア婦人作家と文化活動の問題』 青空文庫
『|若い親衛軍』『|赤い処女地』などという雑誌に、或る工場内の文学研究会から推薦された労働者の小さい作品が発表されることもある。
— 宮本百合子 『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』 青空文庫
作例 · 標準
国王の親衛が、厳重な警備体制を敷いていた。
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親衛は皇帝の最も信頼された家臣たちで構成されていた。
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親衛の任務は皇帝の身辺警護と政治的助言である。
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ウィキペディア
親衛(しんえい)は、中国の6世紀から10世紀、隋と唐の時代にあった官職で、皇帝に直属する常備軍(禁軍)の中で特に地位が高い兵士である。所属する府(左衛・右衛)の左右によって左親衛、右親衛と呼び分けた。親衛は一般的な意味での親衛隊兵士と同じだが、隋・唐では親衛隊的な兵士が三種あり、地位が高いほうから親衛・勲衛・翊衛といった。門蔭(前漢以来の任子の制)により、高い官についた親や祖父の子弟に限ってつくことができた。
出典: 親衛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0