塩噌
えんそ
名詞
標準
salt and miso
文例 · 用例
しかしその考えかたにはまだ追究さるべき文学上の問題がふくまれていて、糊口のためにならない文学は、当時の一葉の解釈に従えば、先ず恒産を得て常のこころを身につけたもの、塩噌の心配のないものが、月花にあくがれ、おもいの馳するまま心のおもむくままに筆とるべきものと考えられていた。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
又台所の世帯万端、固より女子の知る可き事なれば、仮令い下女下男|数多召使う身分にても、飯の炊きようは勿論、料理献立、塩噌の始末に至るまでも、事|細に心得置く可し。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
ただ、片一方にゃあ、黄金や、宝物が山程あって、片一方じゃ、あすの朝の、一握りの塩噌にも困っている。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
その内十人の者に塩噌菜代十三両を与え、さて後が我勤と武具、家具、普請の入用六、七両を引き、妻子下女らと共に四、五人の費用三十両ばかりとして、総ては五十両余を用うべし。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
八丈島ではこれをダシ(八丈の寝覚草)、東北では気仙郡でオエンソというのは塩噌の古称である。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
生ひ立たんありかも知らぬ若草をおくらす露ぞ消えんそらなき 一人の中年の女房が感動したふうで泣きながら、初草の生ひ行く末も知らぬまにいかでか露の消えんとすらん と言った。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの漬物は、塩噌のバランスが決め手となる。
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祖母は味噌汁の味見をして、「もう少し塩噌が欲しいね」と言った。
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日本の伝統的な食卓には、欠かせない塩噌の味がある。
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標準
salt and vinegar
作例 · 標準
魚のマリネは、塩噌でさっぱりと仕上げると美味しい。
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ドレッシングに塩噌を加えることで、味が引き締まる。
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この料理は、隠し味に塩噌を使っているらしい。
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標準
everyday food
作例 · 標準
旅の途中で、持ち合わせた塩噌だけで質素な食事を済ませた。
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戦時中は、塩噌にも事欠くような生活だったという。
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彼は塩噌を整えることすらままならず、日々空腹を抱えていた。
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