世話をする
せわをする
表現動詞-サ変-する
標準
to take care of
文例 · 用例
妹はかよわい身一つで病人の看護もせねばならず世話のやける姪をかかえて家内の用もせねばならず、見兼ねるような窮境を郷里に報じてやっても近親の者等は案外冷淡で、手紙ではいろいろ体の好い事を云って来ても誰一人上京して世話をするものはない。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
そういう家に不幸のあった時には村じゅうの人が寄り集まって万端の世話をする。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
それからお松は五ツにもなった自分を一日おぶって歩いて、何から何まで出来るだけの世話をすると、其頃もう随分ないたずら盛りな自分が、じいっとしてお松におぶされ、お松のするままになっていたそうである。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
でも姉さんが、朝から晩までおっ母さんに付いていて世話をするのは、随分苦しいでしょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
実はわたしがおっ母さんの世話をするのも、因襲の外の関係なので、わたしは生涯をその関係に委ねたというものかも知れませんよ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
汽車の上り下りには赤帽が世話をする、車中では給仕が世話をする、食堂車がある、寝台車がある、宿屋の手代は停車場に出迎えて居る、と言ったような時世になったのですから、今の中等人士は昔時の御大名同様に人の手から手へ渡って行って、ひどく大切にされまするので、山も坂も有ったものじゃあ有りません。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
だが処もあろうのにここは非道いや、もうおいら達あ、姉御が世話をする婦人だから指一本もさしもせず、またささしもしねえが、煎詰めた破落漢ばかり集る処へどういう気だろう。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
彼を見ると全く芸術家はテンペラメント一つだという気がします」 かの女はこれを旅先の知友が、滞在地で世話をする父兄に向って云うお世辞ともお礼心とも思わなかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
病気のお母さんの世話をするために、一時的に仕事を休むことにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
保護された子猫たちの世話をするボランティアを募集しています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、祖父の介護を献身的に世話をしていました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite