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二相

にそう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
two-phase
文例 · 用例
その奥様は、世にも珍らしい、三十二相そろわしった美しい方じゃとの、膚があたたかじゃに因って人間よ、冷たければ天女じゃ、と皆いうのじゃがの、その長者どのの後妻じゃ、うわなりでいさっしゃる。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
次に陰性の人は蝉殼蛇蛻の相を現じ、陽性の人は飄葉驚魚の態をなし、中性の人は前の二相を共に交へ現はす。
幸田露伴 努力論 青空文庫
飛びかかり飛びすさりしながら、募る恨みと憎しみに、二人は腕を張り切らせて遮二無二相手に投げ付けた。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
次に陰性の人は蝉や蛇の抜け殻のような有様になり、陽性の人は葉が騒めくような、魚が驚いたような状態になり、中性の人は前の二相を共に交えて現わす。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
仏の三十二相の第二は螺髪右旋、その色紺青(『方広大荘厳経』三)、帝釈第一の后|舎支、目清くして寛に、開いて媚あり、髪青く長く黒く一々|旋る(『毘耶婆問経』下)。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
二相はあたかも福原の栄華に驕る平家の如くに咀われた。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
ほとんどすべての文士の多分に漏れず、彼もかなり冷たい人間だったが、それでいて自分がジナイーダを崇拝しているものと、遮二無二相手に思い込ませようとしていたのみか、どうやら自分でも、そう思い込もうとしているらしかった。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
三十二相極めて行儀好く揃って居る。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
作例 · 標準
この物質は、固体と液体という二相の状態を持つ。
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実験では、溶液が二相に分離する現象が観察された。
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「これは二相混合物だから、よく振ってから使ってね」と説明された。
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